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こんにちは、ながのです。

今日は、日本でドラムをやる以上ほぼ避けては通れないアレについてです。

アレって?

 

防音です!!

 

タイトルでネタバレしてますけど…

 

日本の住宅事情を考えると、お隣さんへの騒音を考えずにドラムを練習することはかなりハードルが高いですよね。

というか、普通に考えるなら、無理。

 

一軒家でも生ドラムは厳しいし。

アパートやマンションで電子ドラムを使うのも、全く対策なしではちょっときつい。

 

なので、色々対策をする必要があります。

 

この対策が面倒だったり、どのくらいやればいいのか分からない。

だから、ドラムを始められない、という方は結構多いのかなと。

 

そんなわけで、今回はどれくらい防音対策をすればいいのか、アパートでも練習出来るのか、について話していきます。

 

 

◆まずは防音・騒音対策

ドラムセット

わざわざ「まずは」とつけるところがアレですね。

予感させますね。

 

でも、まずは、騒音対策です。

 

そして、説明に入る前に、住宅事情によってどれだけやればいいのか変わってくるのでとりあえず決めましょうか。

今回対策をするのは、鉄筋コンクリートのマンションまたはアパートにします。

一軒家だったら、今回の対策よりも若干ゆるくしてもいいでしょうし、木造アパートだとさらに対策をしないと厳しいと思います。

 

さて、騒音対策ですね。

電子ドラムはどうするとか練習パッドはとかありますが、とりあえず、生ドラムの防音化に絞って話をします。

なぜかというのは読み進めていけば分かると思います。

 

早速結論から言っちゃいますが、生ドラムの防音化に最も有効なのは「白井式ハイブリッドドラム消音セット」です。

※画像リンク先はバスドラが20インチのものです。ご注意を。

 

特徴としては、バスドラ、タムタム、フロアタムの打面(叩くところ)を全てメッシュヘッドにすること。

スネアは本物の打感(叩いた感触)に近い練習パッドをスネア本体に載せること。

シンバルはある程度響きを残しつつ叩くところはしっかり防音されていること。

 

というわけで、それぞれ説明しますね。

 

◆タイコの防音・騒音対策

まずタイコをメッシュヘッドにするのは、音がかなり小さくなるのはもちろん、叩いた時のスティックの跳ね返り具合が本物に近い。

これが今回最もおすすめな点です。

 

結局、練習は本番のように、本番は練習のように、が一番なんです。

 

でも、日本じゃ自宅で生ドラムを叩ける環境はなかなか無いので、消音しながらいかに生ドラムを叩いているのと同じ感覚を掴むのかが非常に重要になります。

メッシュヘッドはその条件をとても高いレベルで達成してくれるので、今のところ現存するタイコの消音対策としては最高峰だと思います。

次に、スネアですが、スナッピー(響き線)というものがスネアの裏側(下側)についていて、叩いた時にこれが共鳴することで、スネアを他のタイコとは明らかに違う存在にしています。

で、白井式ではそのスナッピーの効果を落とさず消音するために、これまた本物に近い打感の練習パッドを単純にスネアに載せる、という非常に簡単な方法で消音と打感という条件をクリアしています。

 

え?スネアはメッシュヘッドじゃダメなの?

 

確かにその疑問はもっともです。

し、僕も昔はメッシュヘッドを使っていて特に不満はありませんでした。

ですが、試しに白井式の練習パッドを使ってみたら、これが結構本物に近い打感で。

「あ、メッシュヘッドよりこっちの方がいい!」って。

 

確かにメッシュヘッドでも跳ね返り具合をチューニング(ボルトの締め具合)によって変えられるんですが、白井式の練習パッドに比べると跳ねすぎるんです。

かといって、跳ね返りを抑えるチューニングをすると打感が本物から離れてしまう。

なので、新しい世界を知った今ではメッシュヘッドに戻れなくなってしまいました。

 

あと、難があるとすれば、メッシュだから耐久性がイマイチ。

ハードに叩く人はすぐに穴が空いちゃうかもしれません。

 

そんなわけで、今は練習パッドを載せてます。

 

あ、ハードに叩くといえば、バスドラもメッシュヘッドに工夫をするのがいいですね。

バスドラはペダルが常に同じところを叩くので、結構すぐに穴が空きます。

なので、フットペダルのビーター(バスドラにぶつかるハンマーみたいなやつ)が、メッシュヘッドに当たるとこにパッチを貼ると、耐久性がぐんとアップします。

 

「バスドラム パッチ」で検索すると色々出てきますよ。

例えば、エヴァンスというメーカーのこれとかレモ(メーカー)のこんなのがおすすめです。

 

 

◆シンバルの防音・騒音対策

ドラムセット

 

さて、お次はシンバルの防音です。

白井式のやり方は発砲ウレタン製のシートをシンバルの叩く部分に載せるというものです。

ぶっちゃけオススメしといて何ですが、これ、叩いてるとシンバルが徐々に回っちゃうんで、シートが向こうの方へ行っちゃうんですよね(苦笑

つまり、叩いてる内にシートが載ってない部分が手前に回ってきて、気づいたらカンカンと音が出ているという。

 

 

なので、僕はシートの上からさらにバスタオルをかけて洗濯バサミでフチを止めてます。

しかも、周りに垂れ下がったタオルを下でまとめてシンバルスタンドに結びつけているので、シンバルがくるくる回りません。

こうするとバスタオルの下にあるシートも動かないので防音効果がずっと続きます。

 

 

ハイハットも上からバスタオルほどではなくてもちょっと大きくて、ふわふわではなくしっかりしたタオルを乗せると、割とくるくるせずにいけます。

ただし、ハイハットはスタンドにタオルを結んでしまうと、開閉がしづらくなるので僕は結んでいませんね。

 

ちなみに、ハイハットは2枚のシンバルが合わさっているので、単に叩くところにシートを置くだけだとハイハットを閉じた時に音が出ます。

なので、上と下のシンバルの間にシートをかませないといけません。
白井式は挟む用のシートも同梱してあるのでこの辺気にしなくて大丈夫です。

 

 

と、いうわけで防音・騒音対策でした。

まとめると、タイコは基本メッシュヘッドにする。

スネアは練習パッドを乗せる。

シンバルは発砲ウレタンシートを乗せてさらにバスタオルで巻く。

 

こんな感じ↓

ドラムセット

 

あと、白井式の半分以下の費用で済むのがTAMA(タマ)が出している「サイレントパック」シリーズです。

TAMA(タマ)サイレントパック/SPP518C2
↑こちらはバスドラムが18インチのもの

難点は、バスドラムが18と22のサイズしかないのとシンバルもサイズが限定されています。

なので、他のサイズのタイコやシンバルに装着する場合は別で買う必要がありますね。

それに、練習パッドがついていないのでこれも別に買う必要があります。

 

でも、ほぼ半分の費用で済むのはありがたいところです。

スネアもこだわらなければメッシュヘッドでも十分ですし。

 

というわけで、お次は、防音よりももっともっと大切な、防振対策です。

 

 

◆防音より重要な防振対策

ドラムは防音しないといけないと誰もが思うところでしょうが、実は防振・振動対策の方が重要なんです。

 

ドラムって、足も使いますよね。

そう、バスドラムの演奏にフットペダルを使うし、ハイハットも開けたり閉じたりする。

その足の動きが結構隣近所に響くんです。

 

マンションやアパートでは、下はもちろん上の階や隣の部屋にも意外と響きます。

なので、ことドラムに関して振対策というのが必須になってきます。

 

じゃあ、どうすればいい?という話で。

 

巷ではゴムマットを敷いたり、浮き床工法だったり色々と言われていますが、僕がやってる対策をそのまんま紹介しますね。

一応、一人暮らしのアパートで10年以上苦情無しでやってこれたのでそれなりだと思います。

 

まず、ニトリの防音カーペット+防音ノンスリップシートを敷きます。

シートは滑り止めで、カーペットはなるべく厚手で下に振動が行かなさそうなのを選びます。

 

その上に、キャンプなどで使う銀色のテントシートを2枚敷きます。

さらにその上に、畳んだ段ボールを敷き詰めます。

 

そして、仕上げに再びニトリの防音カーペットを敷きます。

 

これで、全部重ねた高さは5cmくらいですかね。

縦横は、140cm×200cmです。

椅子も含めてフルセットが載ってます。

ただし、バスドラの深さ(奥行き)が25cmしかないおかげで、椅子がギリギリ防振スペース内に収まっています。

 

また、費用ですが、カーペット次第というところです。

なるべく厚手でふかふかしたものの安いのを選ぶのがいいと思います。

一番下に引くものはどうせ見えなくなるのでどんな柄でも気にしなくていいですし。

 

テントシートはネットで買えます。

し、夏ならホームセンターでも売ってます。

 

ダンボールはドラッグストアやスーパーでもらえます。

が、汚れていたり大きさがまちまちだったりするので、これもホームセンターで購入がオススメですね。

バラ売りしてくれるはずですし、そういえばダンボールもネットで買えますね。

というわけで、防振対策をまとめると、下からカーペットテントシート×2ダンボールカーペットです。

上に乗るとちょっとふわふわしてます。

よっぽどハードに踏まない限りは大丈夫な気がしますね。

 

 

◆まとめ

 

いかがだったでしょうか。

ドラムのための防音・防振対策。

 

言わずもがなですが、この通りにやったからといって隣近所から全く苦情が来ないわけではないのは分かりますよね。

同じ対策をしても叩く人が違えば出てくる音も振動も変わってくる。

あとは自己責任でお願いしますね。

 

ちなみに、僕は朝は10時以降、夜は9時までと決めています。

もしそれ以外の時間に練習するとしたら、いかに音を出さずに小さく演奏するか、という練習をしていますね。

多分、隣の部屋でテレビでもついてたら全然聞こえないような音量です。

 

それから、僕は鉄筋コンクリート造りのアパートに住んでますが、木造アパートだとこれでも厳しいのかなと。

残念なことに、僕自身一人暮らしするにあたってドラムが叩けるアパートを最初から探していたので、木造アパートに住んだことがないんですよね。
今まで全部鉄筋コンクリート造り

なので、今回のやり方でも木造はきついかもしれません。

 

最後に、今回は生ドラムをいかに防音・防振するかについて話してきましたが、もちろん電子ドラムに対しても使えると思います。

 

電子ドラムについては、こちらの記事に買うべきかどうか、三部作としてまとめてあります。

防音や防振の話は少ししか出てきませんが、電子ドラムって買った方がいいのか迷っている方がいたら参考に読んでみてください。
長いですよ(笑

 

さて、そんなわけで今回は防音・防振について白井式ハイブリッドドラム消音セットを主に紹介しました。

というわけで、ドラムの防音対策でした。

色々と試してみてくださいね。では!