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こんばんは、ながのです。

唐突ですが、休符って知ってますか?

そう、お休みする音符、それが休符。
要は、叩かない音符のことです。ドラムで言うとね。

この休符って奴がですね、結構厄介な奴でして。

休符をきちんと演奏できないとどうなるか。

ハシります、モタります。
テンポが狂います。

そう、休符っていうのはきちんと演奏できないとトンデモナイことになる大いなる厄災なのです。

というわけで、今日は休符についてお話をしましょう。
では目次。

1.休符って何なの?
2.休符マスターになるには

さあ、行きますか!

1.休符って何なの?


 
はい、休符です。お休みです。
 
休符の話は結構抽象的な話になるんですが、音楽的にはかなり重要な話になるので、なるべく分かりやすく説明しますね。
 
 
まず、休符ってそもそも何なんですかと。
 
休符はですね、読んで字の如く「休む音符」です。
1小節丸々休む全休符とか、2分休符、8分休符など色々あります。
 
でも、ドラムで言うなら「叩かない」音符です。
 
「タタンタ」とか「タンタン」とか「ンタタタ」。
これの「ン」の部分ですね。

「ン」の部分は叩いてはいけません。
 
でも、この「ン」をちゃんと演奏しないとテンポが崩れてしまいます。
 
 

ん?…ちゃんと演奏しないと??

 
 
さっき、休符は叩かないって言わなかったっけ?
 
 
その通りです。
休符は叩きません。

 
でも、演奏はするんです。
 
 
 

???
 
 
 

わけ分かんないですよね?

 

では、説明しましょう。
 

音符というものはそれぞれ長さがあります。
 
4分音符なら4分の、8分音符なら8分の。
4分(ふん)じゃないですよ。
 
音符には長さがあるから、ピアノやギター、管楽器などメロディを奏でる楽器は、音を出したらその音符の分だけ伸ばしてから止めますよね。

つまり、音を出したら、切りますよね。
 
だから、音符っていうのは音の出し始めから出し終わりまでの長さがあるのが普通なんです。
 

でも、ドラムの場合スネアを叩いても「バン!」ってなるだけで、長さもへったくれもないですよね。
ほぼ「点」です。音が鳴ってるのは。
 
でも、だからこそ、実はそこに「長さ」があるというのを知って欲しいんです。
 
 
タイコだと分かりづらいんですけど、シンバルならどうでしょう。
 
例えば、ハイハットオープン。

ハットを叩いてから、しかるべき時点でハットを閉じますよね?
その時点で音を消すために。
 
だから、シンバルなら音が伸びるので「長さ」を意識しやすいんです。
でも、タイコも実は同じなんです。
 
ただ、実感として音がそこまで伸びないので分かりづらいんですけど。
「バンッ(ッッ)!」みたいな(カッコ内はほぼ聞こえない音)。
 
 
聞こえないけど鳴っている、自分が叩いて鳴らしている、という意識が実はとても重要です。
 
 

で、休符についてもこの「長さ」があるんですよ。
 

 

「タタンタ」で考えてみます。
このタタンタは全て同じ長さの音符だとしますね。
 
すると、「タ」も「ン」も同じ長さですよね。
だから、「タ」って叩いたのと同じ長さ「ン」って待たなきゃならないんです。
 
「ターターンーター」というフレーズがあったとします。

これを「ターターンター」と演奏してしまうと「ン」が短すぎておかしくなってしまいます。
具体的には「ン」が短い分だけハシリます。
 
でも、この場合も聴いてる音としては「タタンタ」で音がそこまで伸びてるわけじゃないんです。
ただ、「タタンタ」をちゃんと「ターターンーター」と演奏しないとずれちゃうってことなんです。
 

そんなわけで、休み時間にも終わりが来る。
休符にも長さがあるというお話でした。

 
これがつまり、休符は叩かないけど演奏はする、ということです。
 
 
やっとお次は練習方法ですね~。
 
 

2.休符マスターになるには

女性ドラマー

 
というわけで、じゃあ、休符をちゃんと演奏するにはどうしたらいいんでしょう?
 
ここで、とあるリハスタ経営もしているドラマー講師がこんなことを言ってました。
 
「この世には2種類の人間がいる。
それは、休符を「点で考える人間」「面で考える人間」である。」
 
 
正確には点で考えるのが得意な人と、面で考えるのが得意な人がいるということです。
 
点で考えるとは、長さを無視して正に音が出るタイミングで考えること。
この考え方だと手順で考えるのがしっくりきます。
 
手順、前回の記事で説明したあれです。
そう、RLRLです。右手左手右手左手、ですね。
 
 
前回の記事を読んでない方はこちらを読むと理解が早いですよ。
フィルインってどの手で叩くのか決まってるんですか?

 
 
RLRL、右左右左でフィルは説明できるんですが、例えば「タタンタ」。

「タタンタ」「RL休L」という手順になります。
 
「ン」のところが右手なのでここは右手は休みます。叩きません。
 
 
 
 
一方、面で考えるとは、音符の長さを意識することです。
線と言い換えてもいいかもしれませんね。
 
 
これは、さっきまで説明していた音符の長さの話です。
つまり、休符にも長さがあるので、しっかりと休符の分だけ休みましょうということです。
 
 
「ターターンーター」はしっかり「ンー」と演奏しましょうという話です。
 
 
この二つの点と線の考え方ですが、どっちが正しいのでしょうか?

ちょっと考えてみてください。
 
 
 
 
 
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 
 
 
 
 
 
 
 
 

はい、答えは出ましたか?
 
 

 
そうです、両方大事なんです(笑



 
結局、実際に演奏する場合は手順がごちゃごちゃになってしまってはいけないし、音の長さを無視したらテンポがよれます。
つまり、点も線も両方できてこそ休符マスターなのです。
 
 
じゃあ、具体的にはどうしたらいい?
 
 
まずは、休符を含めたフレーズを手順通りに叩きます。

この時きちんと16分音符でRLRLを意識して、そのフレーズが手順通りに叩けるように整理します。
どの音符はどちらの手で叩くのか、それを決定します。
 
 
次は、休符の長さを考えます。


これの練習方法としては、フレーズを「歌う」ことです。

いわゆる口ドラムですね。
 

メトロノームを鳴らしながら、そのフレーズを口で歌います。

こうすることによって、そのテンポの中でフレーズがどういう感じになっているのかが分かります。

で、何度かメトロノームに合わせて口ドラムをやっていき、さっきやった手順通りにドラムを叩けば、あら不思議。

すんなりと休符が演奏できるようになっています。
 

そうならない場合、おなじみのゆっくりからの練習をしましょう。

自分が確実に叩けるテンポまで落として、そこでじっくりじっくり練習します。

口ドラムも一緒に練習した方がいいですね。
 
 
 

まとめると、「手順をはっきりさせる」。

そして「口ドラム」。

で、できるテンポに落として、ゆっくりから練習する。
 
 
これで休符をマスターできます。
ただし、これは「誰でも簡単!こうすればすぐにあなたも休符マスター!」という話ではありません(苦笑
 
結構地道な練習が必要になってくるはずです。
そう、これを読んでいるあなたは確実に脱初心者への道を歩んでいます。
 
 
簡単にはできないんだな、時間がかかるんだな、と思って。


のんびり、でもいつか確実にできる時がやってくるので、諦めずに練習を続けていってください。
 
 
そして、この記事で言ってることが分かってきたら「自分も脱初心者だな」と褒めてやってください。

それくらい、今回はちょっと難しい話をしたつもりです。
 
 
でも、今後ドラマーとして、音楽家として歩んでいくには避けて通れない道でもあります。

あなたが休符をしっかりと演奏できる素敵なドラマーになれるよう全力で僕も応援します。
 
 
というわけで、今回はここまで。
最後まで読んでいただきまして、どうもありがとうございました!
 
 

<まとめ>

◯休符とは、叩かないけど演奏するもの

◯休符を演奏するには、まず手順をはっきりさせる

◯次に、口ドラムで休符の長さを体に馴染ませる

ゆっくりにしてできるテンポから練習する

 

 

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