こんばんは、ながのです。
今回は、リハスタに入ってまず最初に何をしましょうか、
という話ですが、
それはドラムのセッティングです。まずはね。
下の画像を見て下さい。
これが、ドラマーから見たドラムセットですね。
基本的にはこの通りに組めればストレス無く演奏できると思います。
…嘘です。
こんなたくさんのタイコとシンバルを
初心者が組めるわけないじゃないですか(笑
せいぜいこれくらい組めれば十分ですよ。
、、、ちょっと少ないかな(笑
ハイハット無いね…
では、今回はこんな感じで
1.リハスタのお話おまけ
2.意外と大事なイス
じゃあ、早速行きましょうか。
<1.リハスタのお話おまけ>
イスの話に行く前に、
リハスタのことをもう少し話しておきましょう。
人生初のリハーサルスタジオ、
そして、
ついに、
防音室へ入ります(笑
防音室って入ったことあります?
あ、イマドキの学校って
音楽室とか視聴覚室が防音だったりするのかな。
僕は両方とも普通の部屋でした(笑
その代わりというか、英語のリスニング用の教室があって
そこは防音だったんですよね~
、、、多分。
そんなわけでほぼ人生初(僕の話か)の防音室のドア、
これね、結構慣れないと開けづらいです。
二段階になってるんですよね。
これが閉まってる状態、ここから、
開ける時は、いったんドアノブを回して、
ロックを外してから引っ張る(又は、押す)。
そして、開けるとたいていもう一枚同じドアがある(笑
回して、ロックを外したら、今度は押す。
入ったら、閉めて、
取っ手を回してロックする。2枚とも。
めんどくさいですね~、
でも防音なんで仕方ないです。慣れましょう。
で、部屋に入ったらとりあえず、
ドラムセットがあると思います。
こんな感じで↓
と、いうわけで、いよいよドラムを叩いちゃいます。
<2.意外と大事なイスの話>
唐突ですが、
セッティングで最も大事なものは何でしょうか?
それはですね、
実は、
イスなんです。
タイトル読めばバレバレ
なんですけどね…
で、
イスなんですよ。
これがねえ、意外に侮れないんです。
変な話、
楽器をひとつだけしかもって来れないとしたら、
僕はイスを持って行きますよ(笑
まあ、笑い事じゃないんですけどね(苦笑
というのも、
イスが安定しないだけで、
集中力がどれだけ減るのか。
演奏以外の部分に大きな労力と精神を
持っていかれるのは間違いないです。
そもそも、
イスのことなんて
ドラムを初めてやる人にとっては
全くノーマーク、
かもしれないですよね。
だってそういうものだから。
イスは楽器じゃないんですから。
置いてあったから座って叩く、それだけ(笑
まさかそのイスが上下に高さを調節できる
なんて、思いもよらない、ですよね??
そうなんです!調節できるんですよ!
これ知ってるだけで
かなり叩きやすくなるし踏みやすくなります。
あとは、イスの位置と座る場所。
順番に行きましょう。
まずは、イスの高さから行きます。
とりあえず座ってみましょうか。
標準としては、座った時に
膝の内側が90度より広くなる、
大体100度くらいかな、そういう高さがいいです。
90度だと床と太ももが平行になりますよね?
それよりも、イスの高さを上げて、
膝が足の付け根よりも下になるように、
太ももが前の方へ斜めに傾く状態がいいです。
ちょうどこのくらい。
この傾きが逆になればなるほど、
つまり、膝より付け根が低くなると
足が上げにくくなって
足を上げるのに余計にパワーが必要になります。
ただ、パワーが出る分
重みのある、ドッシリした音が出ますけどね。
初心者にはオススメしないです(笑
何故かと言うと、
反対に付け根を膝よりもっと上げて
前方に傾斜をつけてあげると
足を上げるのがすごく楽になります。
つまり、小さな力でも足が上げられるってことですね。
そして、それは
イスの高さを上げれば可能です。
高さの調節の仕方はイスによって違うんですが、
基本的にはイスの支柱を止めてるネジを緩めて上げ下げします。
いいイス、値段が高いイスですね(笑、
は、座るところ(座面)を
ぐるぐる回して上げ下げするのもあります。
この場合、調節は少しずつしかできないんですが、
大抵ネジもあるので
緩めてあげると一気に上げ下げできますね。
ここで注意!
イスを上げ下げする時、
支柱を持つと手が真っ黒になります。
何故このような現象が起こるのかは、
現代の科学技術では解明されていません。
天才の出現を待ちましょう…
で、
調節しては座り、
調節しては座り
を繰り返して、
この高さがいい!
となったらその高さを覚えておきましょう。
…どうやって?
それは、簡単(笑
イスの横に立つ。
イスの横に立って、
座面の高さが自分の足のどこにくるのか、
で覚えます。
ちょうど画像で
僕が手をイスの上に置いている高さですね。
こうすればどんな靴を履いていても大体の高さが分かります。
シークレットブーツとかハイヒールだと、、、難しいか(笑
とりあえず、ここを起点にして調節すればいいでしょう。
ちなみに、僕はメジャーで測っちゃいます。
そうすればいつも同じですしね。
でも、メジャーがない時もあるので
自分の足のどの辺かは把握してますよ。
で、お次はイスの位置。
これは、ドラムセットの中でどこに置くのか、
ということなんですけど、
そんなの簡単じゃんと思ったあなた、
意外と侮れないんですよ(笑
まあ、
テキトーにバスドラの後ろに置けばいい、
んですけど。
んですけど、実はコツがあって。
今まで僕にドラムを教えて欲しいって来た人達の内、
全員が、ほんとに全員が、
イスの高さと位置を調整しただけで
「凄く叩きやすくなった」
と言ってくれました(笑
それくらい、重要なんです。
というわけで行きましょう。
まずは、
高さを調節したイスに普通に座って、
両足を開いて下さい。
この時ポイントは、
あくまで足が自然に広がるくらいの開き具合にする、
ということ。
開きすぎでもなく、閉じすぎでもない、
例えて言うなら、
電車で居眠りした時に自然と開くくらいの足の広げ具合
…寝てるから気づかないか(笑
要は違和感を感じない範囲で開く、
ということです。
僕だったら
両足で作る角度が45度行かないくらいですかね。
次のポイントは、
足の付け根からつま先までを一直線にすること。
上から見ると、
付け根→膝→つま先が真っ直ぐになります。
つま先だけ内側を向いていたり、
膝が内側に入ってたりするとちょっと良くないです。
これは何故かと言うと、
足を動かした時に、
ペダルに無駄なく力を伝えるため、です。
一直線の方が効率がいいからですね。
そして、最後のポイント、
この両足の開き具合のまま、
右足をバスドラのフットペダルに置きます。
そして、
右足を起点にスネアを両足の間に置きます。
最後に左足ですが、
バスドラとスネアが決まって、
つまり、
右足の置く場所と、
両足の開き具合が決まったら、
さっきやった
自然に足を広げた状態に左足を開いて下さい。
そして、
その左足がある所に、
ハイハットをセットしてください。
ハイハットの場所に合わせるんじゃなくて、
自分の足が無理なく置いてある場所にハイハットを置く、です。
そうすれば自然な感じで演奏できます。
以上が基本的なイスの位置の説明、です。
そして、この位置はイスの高さと本人の体型によって変化するので、
万人に当てはまる基準はありません。
あくまで、
本人が本人なりの基準を持つ、
やりやすいところを探る
ということが結局近道なのかなと、
僕は思いますね。
それから最後に、座る位置のこと。
え?今やったでしょ?
と、いえいえ、待って下さい。
今度はイスの座面のどこに座るのか、
という話です。
これは、結論から言うと、
足の付け根が座面のヘリに来るくらい。
つまり、
ちょっと前めに浅く座る
ということです。
何故か。
それは、足が動かしやすいためです。
バスドラは大体
1小節に1回以上踏まなきゃならないし、
初心者の内は何もしなくていいですけど、
この先、左足なんて
右足以上に動かすハメになったりします(笑
そんな時、イスにドッシリと座ってしまうと
足を上げ下げする度に
太ももの裏が座面にぶつかってしまいます。
なので、足がちゃんと動かせるように、
イスには浅く座る、というわけです。
こんな感じで。
侮れんな、イスめ。
というわけで、今回も最後まで読んでいただき、どうもありがとうございました。
ではではまた。
<まとめ>
○イスの高さは膝の内側の角度が100度くらいになるところで
○イスの横に立った時の自分の足で大体の高さを覚える
○イスの位置は、まず自然に無理のない形で座る
右足のペダル位置を起点にスネアを両足で挟む
そして、自然と左足が置けるところにハイハットを置く
○座った時、付け根から膝とつま先が一直線になるようにする
○イスには浅く座る
では、下にあるリンクをクリックして次を読んでくださいね。
STEP2
7.ドラムのセッティングの話
ドラム初心者向け無料メール講座
「ナナプロ」
実は、ブログの内容をぎゅっと濃縮したメール講座を作りました。
ドラムは他の楽器に比べて、初心者が入門曲を1曲通して演奏できるようになるまでの時間が短い楽器です。
ぜひ、メール講座に登録してドラムを叩けるようになりましょう。
登録ページはこちら↓
ながのさん
お忙しいのにご回答本当にありがとうございます(≧▽≦)
7月21日に電子ドラムが自宅に納品されて平日は15分週末は1時間〜練習しているもこもこです(≧▽≦)
→筋肉?骨では?
週末の1時間の練習時に限ってお尻の筋肉が痛くなるのですが
聞きたかったのはまさに経験者様の体の使い方(骨盤立て)なのです。
ながのさんはドラムでお解りと思いますが
もこもこはギター初心者でして間違った体の使い方で
・速攻体の部分を痛める
・いい音いいパフォーマンスできない
ことを自分の体で学びました。
多分まだ正しい姿勢ができていないのだと思っています。
ご多忙中にもかかわらずご回答本当にありがとうございます(≧▽≦)
↑返信なのに間違って投稿欄に投稿してしまいました。(´;ω;`)
↑このご投稿はゴミ箱にでもぽい捨てでいいです
申し訳ございませんでしたr(≧ω≦*)ごめんなさい
大丈夫ですよ〜。気にしないでください〜。
r(≧ω≦*)ごめんなさい
こんにちわ(≧▽≦)またまた投稿しちゃいましたもこもこです。
右足でペダル操作すると右足を上げるとき、上半身が左に傾いたりします。
ながのさんがペダル操作するときは上半身の背骨のラインはまっすぐなままですか?
フレーズにもよるとは思いますが「ドチタチドドタチ」の場合です
もこもこさん、連続でありがとうございます。
それはもう単純に筋肉がついてないからですね。
ドラムを長くやっていけば、フレーズに関わらず上半身はぶれない様になってきます。
これはもう筋トレと一緒で、鍛えていくしかないです。
僕の場合、完全にぶれないかというとそんなことはないですけど、多分はた目には分からないくらいだと思います。
人間の構造上、片足をあげたらバランスを取るために、逆側に何らかの動きが出るのは仕方ありません。
でも、そこを鍛えることによってぶれない体がだんだん作られていきます。
僕は丹田というところに重心があると意識しています。
丹田とは、へそから指4本分くらい下の辺りの体内の中心です。
丹田から力が伝わって足を上げ下げするイメージです。
最初は難しいとは思いますが、やってく内に自然とぶれなくできるようになりますよ。
ご多忙中にもかかわらずご回答ありがとうございます(≧▽≦)
ᕦ(ò_óˇ)ᕤむきっ
下の投稿と同じですね。筋肉鍛えます(≧▽≦)
→僕は丹田というところに重心があると意識しています。
丹田とは、へそから指4本分くらい下の辺りの体内の中心です。
丹田から力が伝わって足を上げ下げするイメージです。
( ・∀・)つ〃∩ へぇ~へぇ~へぇ~( ゚д゚ )彡そう!
なんですね(≧▽≦)
ながのさんの「テジュン?手順?何国人?」ネタよりもつまらないですが
ご回答のお礼に親父ギャグでの応答です(≧▽≦)
おへそを使って筋肉鍛えますね(≧▽≦)
ご回答ありがとうございます(≧▽≦)
↓超大事です。速攻で効果ありました。(筋肉不足で上半身はぷるぷる震えて耐えていますが)
僕は丹田というところに重心があると意識しています。
丹田とは、へそから指4本分くらい下の辺りの体内の中心です。
丹田から力が伝わって足を上げ下げするイメージです。
↑超大事です
こんにちは(≧▽≦)初めまして
もう3つ4つ?も投稿してしまったもこもこと申します。
自宅にはYAMAHAの電子ドラムの純正スローンがあるのですが
汚れ防止のカバー代わりのふわふわハンドタオルを敷いて座っても
https://item.rakuten.co.jp/houei-towel/nsmtmdwt/
一時間でお尻の筋肉が痛くなります。
割と鉄尻の方なのですがこんなものなのでしょうか?
純正スローンが硬いのでしょうか?
もこもこさん、初めまして(笑
コメントありがとうございます。
お尻の筋肉が痛い、というのがよく分からないのですが、骨が痛いわけではないんですよね?
正しい姿勢で座ると骨盤が立血ます。
椅子にお尻の硬い部分が左右一つずつ当たるのが分かるでしょうか?
そこは骨なので、長時間正しい姿勢でいると痛くなることが多いです。
でも、筋肉が痛い、と。
筋肉、筋肉、、、
お尻かどうか分からないんですが、バスドラを踏むための足を上げる筋肉がまだ鍛えられていないと思われるので、もしかするとこれかもしれません。
初めて1週間で、ぶっ続けで1時間もやればそれは痛みも出てくるでしょう。
でも、お尻というよりは足の付け根が痛くなる感じですが。
どちらでもないとしたら、おっしゃる通り椅子が硬いんだと思いますが、やはりまだ筋肉が鍛えられていないから、という気がしますね。
では、痛くならないように踏むにはどうしたらいいか。
むしろ、痛くなってから、痛みが出ないように踏むにはどうしたらいいのか。
色々体の動きを研究してみてください。
そうすれば、体を壊すことなく今後末長くドラムを叩き続けることができますよ。
痛くならないドラミングを極めてくださいね。
ながのさん
お忙しいのにご回答本当にありがとうございます(≧▽≦)
7月21日に電子ドラムが自宅に納品されて平日は15分週末は1時間〜練習しているもこもこです(≧▽≦)
→筋肉?骨では?
週末の1時間の練習時に限ってお尻の筋肉が痛くなるのですが
聞きたかったのはまさに経験者様の体の使い方(骨盤立て)なのです。
ながのさんはドラムでお解りと思いますが
もこもこはギター初心者でして間違った体の使い方で
・速攻体の部分を痛める
・いい音いいパフォーマンスできない
ことを自分の体で学びました。
多分まだ正しい姿勢ができていないのだと思っています。
ご多忙中にもかかわらずご回答本当にありがとうございます(≧▽≦)
平日15分でも練習できてるのはすごいことです。
とても素晴らしいですね。
体が痛くなる、ということは運動と一緒で準備が不足しているのかもしれません。
なるべく体をリラックスさせて、「ゆるむ」のがいいです。
ストレッチまではいかなくても、何となく体を伸ばしたり、手をぶらぶら、手首足首を回したり。
あと、体を揺らすと自然とゆるんでくるそうです、人間は。
頭で体が柔らかくなるイメージをして、ゆらゆら、ゆらゆら…。
ま、リラックスして変に力を入れ過ぎないということですね。
また、姿勢なんですけど、これは先生にきちんと相談すればいいんじゃないでしょうか。
見てみないと何とも言えないんですけど、見ればわかりますから。
どこをどうすればいいか教えてくれると思いますよ。
ただ、ドラミングに関しては本当に人それぞれで、あえて猫背の方がいいという人もいます。
でも、同じ姿勢をずっと維持するというよりは、音楽に合わせて自然と姿勢が変化するのがいいのかなと個人的には思いますね。
僕はドラムを演奏する姿について以前「舞を舞ってるみたい」と言われたことがあります(笑
音楽を聴いてると(演奏するのも)、じっとしていられないんですよね。
いきなりそれは難しいとしても、ぶっ通しで練習するのではなく、単純に適時休憩を挟みながらやってみるのもいいかもしれませんよ。
ご回答ありがとうございます(≧▽≦)
→僕はドラムを演奏する姿について以前「舞を舞ってるみたい」と言われたことがあります
リズムの波にサーファみたいにのっているながのさんの様子が浮かび
(当社イメージ(≧▽≦))
スキルレベルの違いをしみじみ噛み締めました。
あれ気持ち良いですよね〜
もこもこはダンス「七類誠一郎」先生(の先生がマイケルジャクソンのアシスタント)のインターロックの本に感銘を受けて1冊の書籍を購入しました。
ですので「舞」と( ・ω・ )聞くと「ドラムを叩く舞い狂うジャクソン」を想像しちゃいました(≧▽≦)
→リラックス
ながのさんがこのブログで力説されている「脱力」の仲間ですね
リラックスして体を固めない意識を持とうと思いました。
結構投稿のご回答に「重要キーワード」が出てくるので本当に助かります。
音楽教室はお盆過ぎからスタートで先週はお休みでした。
でもこれだけの情報量のブログ主のながのさんには
「今回はコメントを連投してしまって申し訳ございませんが」
一言ご意見を伺って見たいと思ってしまいます。
きっとそう思うのは私だけではないと勝手に思っています。
今回は多くのご回答を頂き本当にありがとうございます。
お礼申します。
七類誠一郎氏、もしかしてと思いましたがやはりあの本を書いた人でしたね。
僕はまだ手に入れてないので読んでませんが、気にはなっています。
早速ググってみて関連動画を漁っていたら黒人の体の使い方ということで脱力しているように見えて実はインナーマッスルを使っている、という動画に出会いました。
観ててなるほどな〜と思うばかりで、脱力のイメージが一新されました。
早速ドラミングに試してみたいと思います。
もこもこさん、ありがとうございます!!
超大事ですね
↓
そうすれば、体を壊すことなく今後末長くドラムを叩き続けることができますよ。
痛くならないドラミングを極めてくださいね。
↑
でも、体を痛めるからこそそうならないような体の使い方に意識が向く、ということもあるので。
怪我の功名ってやつですかね(笑
(≧▽≦)